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まずはテーブルの中央にボードを広げましょう。話はそれからです。

雨読庵ゲーム会 2014/2/15

越前市(福井)ボードゲームの会 主宰 はとさんの自宅ゲーム会に参加させて頂きました。
※はとさんのブログはこちら。⇒http://kanochinite.blogspot.jp/


◆カイヴァイ

私の持ち込み&インスト。
前回、魚津例会で立てた時は初版ルールでプレイしましたが、今回は第2版ルールです。
ラウンド数が2つ減っているのですが、感覚的にはボリュームはさほど変わりませんでした。
相変わらず、アソビの部分が殆ど無く、一旦歯車が噛み合わなくなって出遅れると挽回するのが難しいゲーマーズゲームです。
魚釣りの判定は標準ルール通りダイスを使いましたが、ハズレを出すと非常に辛い。
他に運要素が皆無な分、ここのダイス運が相対的に大きくなるので、気になるようであればダイスを使わないヴァリアントの方を採用して良いかもしれません。
箱が大きくて持ち運び辛いのが難点ですが、ケイラスと同年にこれだけ完成度の高いゲームが発表されていたのという事実は覚えておきたい所です。



◆ゴールデンホーン

コロヴィーニ&ピアトニック社というタッグである意味話題になった本作をプレイ。
コロヴィーニという事で、ちょっと身構えましたが、プレイした印象としてはとても楽しかったです。
手札の補充がなかなか手間なので、欲しい時に欲しい色のカードが来ないとどうにもならないという捲り運の強さはありますが、適度なボリュームで手軽に遊べるゲームとして、全然許容範囲内だと思いました。
6種類あるリソースや、船の帆の色の組み合わせが均等になっている辺りは、コロヴィーニ色を強く感じます。
あと、船のコンポーネントが大きく立派なのもプラス要素でした。



◆こびとのくつや

GMで購入したまま積んでいたこちらをようやくプレイ。
ベースは材料を揃えて靴を作るというセットコレクションですが、副次的な得点経路が用意されていたり、特殊効果カードの使い方に一捻りあったり、カードのドローにも選択肢が2つあったりと、色々ツイストが加えられています。
ルールに細かい部分が多いので、1回は確認用で通してプレイしても良いかもしれません。



パルミラ

クニツィアの方を持ち込んでみました。タイルを置く方ではなく、壺を置く方です。
「安く買って高く売る」のが目的なのは明確なのですが、他人の手札によっても相場が大きく変わってしまうので、一体どれが最善手になるのか、まだ勘所が掴めていない作品です。
というか、寧ろそんなものが無いように意図的にデザインされているのがクニツィアらしさなのかもしれません。
ラウンド終了時に、好きなだけ手札を山札と交換できるのですが、4人プレイだと山札が尽きてしまう可能性が高いです。この辺りの正しい処理順を知っている方、教えて下さい。



◆ビジネス

シドサクソンの'98年の作品。
メカニクスは単純な握り競り&セットコレクションです。競りが同額の場合、ダイス判定になる所に時代を感じますね。
しかし、それが決して欠点にはならず、逆にゲーム中に盛り上がれる一つの要素になっています。
シンプルであるが故の、揺るぎない面白さがありました。



プロスペリティ

標準難易度の方のボードでプレイ。
「各時代ごとに各要素の決算が1回づつ出てくる」事を強調してインストしました。
4人プレイなら9手番18アクションしかなく、毎回さっくり終わるので、何度も遊びたくなる作品です。



◆エッベス

トリックテイクをしながら、ルールも同時に決まっていくという作品。
「ゲーム中、2つのフェイズが同時並行して進んでいく」デザインは、ここ1〜2年のトレンドでしょうか。(キーフラワー、スパイリウム etc.)
ほぼ同時期に日本で入手できるようになったUGOと比べると、此方の方が見た目にもゲーム的にも渋い感じがします。
まだ基本ルールでしか遊べていないので、そろそろヴァリアントの方もプレイしてみたいですね。



そんなところでゲーム会はお開き。
同卓された皆様、有難うございました。