clockwise direction

まずはテーブルの中央にボードを広げましょう。話はそれからです。

雨読庵 夜ゲーム会 2014/4/5

越前市(福井)ボードゲーム会 主宰 はとさんの自宅ゲーム会に参加させて頂きました。今回は夜例会という事で、ショートVer.でした。

 

 

f:id:mmysk:20140405211943j:plain

マチュピチュの王子

久し振りにこちらをプレイ。5人まで可能なのが一つの特徴なのもあって、5人プレイばかりしていた記憶があるのですが、今回は4人。しかし、プレイの印象そのものは人数が減ってもあまり変わりませんでした。

マック・ゲルツが2005年「古代」、2006年「インペリアル」、2007年「ハンブルグム」ときて、2008年に発表されたのがこの作品。この後、2010年に「ナビゲーター」が出た事を考えると、『選んだアクションによって次に行えるアクションの選択肢がある程度制限される』ロンデル的なメカニクスをベースに要素を盛り込めるだけ盛り込んだ、飽和的な意味で到達点に達した作品だったのかもしれません。

手持ちのカードのアイコンと盤上の要素を掛け算したものが得点になるというゲルツお馴染のmultipleに、終了条件によってはこれをさらに2倍、3倍するというデザインがとても挑戦的です。素人目には危うさすら感じてしまう訳ですが、これが同時にこの作品にしかない色になっていると思います。

 

 

f:id:mmysk:20140405233802j:plain

◆ペントス

B.カタラによる2013年の作品。前日に入手したこれを早速立ててみました。時間の都合で1ゲームだけプレイ。メカニクスはハンドマネジメントとセットコレクションです。まだゲームのほんの触りだけしか味わっていないですが、手札0枚で始まり、最終的に残った手札はマイナス点になるという「無で始まって無で終わらせる」感覚が独特なように思います。

 

 そんなところでゲーム会はお開き。同卓された皆様、有難うございました。