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まずはテーブルの中央にボードを広げましょう。話はそれからです。

『ボドゲ』で棚からひとつかみ

※この記事は、ボドゲ紹介02 Advent Calendar 2020 1日目の記事として書かれたものです。

 

adventar.org

 

 ▲イントロダクション

ysk(ワイエスケー)と申します。お世話になります。普段は、北陸地方を中心としてボードゲームで楽しんでおります。

アドベントカレンダー、12/2~13までは連続して埋まっているのに、どういう訳か12/1が当日になっても埋まりません。これでは何だか気持ちが悪いので、急遽、登録させて頂いた次第です。

 

内容としては、‘Twitter上で今年の4月に #ボドゲ紹介リレー のハッシュタグで紹介したボードゲーム9作品の再掲となります。(使い回しでごめんなさい…。)

 

 

 ▲作品紹介(①~⑨)

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①Sumeria

2009年の作品。コンパクトだが非常に痺れるエリアマジョリティ。手番ではコマを置くか、移動させるか、取り除くかの三択だが、どのアクションも決算エリアの決定に影響を及ぼす。

 

 

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②Tri-Ba-Lance

1995年の作品。多人数アブストラクト+バランスアクションゲームという怪作。置くコマの重さ×ボード上のポッチの数が得点だが、ボードは小さいボールの上に乗っかっている状態。コマを置いた後、ボードが傾いて接地してしまうと、手番が無効となる。実質3人専用?

 

 

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③Mercurius

2012年の作品。激渋な株ゲー。商品を4金で買って、5金で売って、1金儲ける…みたいなことを延々とやる。プレイ感が地味過ぎるが、好きな人には堪らないのでは。同じ作者だと『Nehemiah』も捻りの利いたメカニクスが光る小品です。

 

 

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④The Patrons of Venice

2004年の作品。蒐集が趣味の人間としては、Toccata Gamesは外せないパブリッシャーです(もう一つの作品は『Garden Competition』)。メカニクスとしてはプエルトリコ風アクション選択。本家の二年後になります。

 

 

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⑤Armorica

2010年の作品。小気味よいカードゲーム。これまでに場から獲得したカード上のアイコンの総数で、次に場から取れるカードの選択肢が増減する。「なるべく異なる色のカードを連続して取ると高得点」という得点形式が出色のアイデアで、他のルールとの噛み合いが美しい。

 

 

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⑥Desperados

2004年の作品。同名ゲームが多数あるので注意。手札と場札の動き方が独特。最終得点計算も一捻り加えられています。同じPfifficus Spieleだと、激辛のゲーマーズゲーム『Kaivai』も押さえておきたいです。

 

 

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⑦エレファントパーク

2012年の作品。うっかり本圃。決算条件が異なる複数の場にカードを出していく系。それぞれの得点計算に特徴があり、一部カードが裏返しに置かれるのも相まって、悩ましく面白い。近年のコンポーネントのクオリティでリメイクされても良い気がします。

 

 

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⑧Derby

2000年の作品。「Queen GamesからリメイクされていないDirk Henn作品」は、蒐集好きとしては見逃せないジャンルの一つ。場札と手札、2枚のカードを組み合わせてアクションを行うマネジメントがDirk Hennらしい。移動させた馬の馬券は購入できないのも、基本的だが良い。

 

 

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⑨Port Royal

2000年の作品。『フレスコ』で有名なパニング作のトリテ。トリックテイクで積荷カードを獲得し、自分の船に積んでいくが、積載量を超えるとアウト。特殊カードが多めなのが若干気になるが、見た目も込みで好きなタイトル。